美味しい春の日
1月は「行く」
2月は「逃げる」
3月は「去る」
と言われるように
早いもので、もう3月も終わろうとしています。
先日は「春分の日」でした。
春分の日は、春の訪れをお祝いする日で
昔から「ぼた餅」を食べる習わしがありますね。
餅は五穀豊穣を願う際に食べられるものであり
小豆は魔除けの象徴なんだそうです。
サ高住いわみでは、春分の日にちなみ
「ぼた餅」ではなく、ぜんざいをいただきました。
入居者さん方に2階のホールに集まっていただき
皆さんと一緒にぜんざいを手作りしました。
昔ながらの白い割烹着と前掛けをつけて
ぜんざい作りの準備完了。
白玉粉にお豆腐をまぜて
柔らかく、のど越しの良いお団子を作っていきます。
「きっと昔、こうしてされていたのだろうなぁ。」と
家庭の主婦として活躍しておられた頃を
想像できるようなさすがの手つきで
お団子を作ってくださいました。
作業中、粉が落ちて汚れたテーブルの上を
団子を丸める作業をしながら
合間にキレイにする手際などは
「さすがだなぁ。」と感心させられます。
ホールにカセットコンロを置いて
2つの圧力鍋で小豆も炊きました。
味付けは、お料理が得意な入居者さんにお任せ。
お砂糖とお塩、少しずつ継ぎ足しながら
バッチリ味を決めてくださいました。
蓋つきのお椀を準備し
開けた蓋の上に刻んだたくあんを盛り付けます。
黒塗りのお椀にキレイな黄色。
一つ一つキレイに盛り付けてくださいました。
みんなで作ったぜんざいは
あたたかくて優しい春の味。
「美味しいね。」と皆さん喜ばれ
中にはおかわりをされる方も。
魔除けの象徴と言われる小豆を使って
皆さんと作ったぜんざい。
サ高住いわみの皆さんの無病息災を願いながら
楽しく、美味しく、いただきました。
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